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【ドッグトレーナー監修】旅行前に犬を預けるならどこ?注意点は?

2021年5月31日
【ドッグトレーナー監修】旅行前に犬を預けるならどこ?注意点は?

「お出かけ・旅行をするものの、理由があって犬を連れていくことができない」という人が少なくないはずです。
そこでここでは、「犬を預けることができる場所」と各場所の特徴や注意点を紹介します。
また、犬は「自分だけでの留守番」ができるのでしょうか。安心してお出かけ・旅行をするためにもぜひ最後までご覧ください。

犬だけでの留守番は1泊程度が限界|旅行で誰かに預けることをしたくない場合

犬だけでの留守番は1泊程度が限界|旅行で誰かに預けることをしたくない場合
そもそも犬がどれくらい自分だけで留守番できるかご存じでしょうか。犬によっては8時間くらいが限界とされています。

それくらいでストレスが溜まり始めると言われています。
ただ、犬の性格やしつけ次第ではありますが、1日~1泊2日程度であれば留守番できる犬が多いと感じます。
2泊以上となると非常に厳しいものがあります。 なぜなら「犬はあればあるだけドックフードを食べる傾向にあるから」です。
2日分のエサを……と思ってその場に用意しておいても1日目に全部平らげてしまう可能性が高いです。
したがって、
・犬を自宅に置いて旅行するなら1泊が限界(できれば日帰りしましょう)
・2泊以上するなら誰かに預ける必要がある と言えます。

旅行前に犬を預ける場合の3つの選択肢とその特徴

 

続いては具体的に犬を預けることができる場所と、それぞれの特徴を紹介していきます。
特に「旅行などを予定していて、かつ犬を連れていくことができない」のであれば必ずチェックしてくださいね。

1:親戚・友達の家|気楽だからこそ注意が必要

「親戚や友達の家に預ける」という選択肢がまずあります。
ただ、いきなり頼むのもどうかと思いますし、日頃からある程度交流している親戚・友達に預かってもらいましょう。
また、「犬を飼ったことがない人」に預けるのもあまりおすすめしません。
もちろんお世話の仕方は教えると思いますが、きちんと対応できないかもしれませんしね。
「自信がないなら断るのでは?」と感じるかもしれませんが、
「今度旅行に行くの!○日でいいからウチの犬預かってくれない?」と言われると、断り切れなくてもおかしくありませんよね。

2:ペットホテル|コストが高いぶん安心感がある

ペットホテルには動物関係の資格を持ったスタッフがいますから、旅行前に預ける上での安心感はかなり強いと言えます。
食事を提供したりお散歩したりしてくれるところが多いですし、グルーミング等のサービスをしているペットホテルもあります。
その他、メールや写真を送ってくれるホテルも少なくないですから、旅行先でもワンちゃんの様子を確認することができます。
「犬を預けるためのコスト」は最も高くなりますが、そのぶん信頼できます。

3:ペットシッター|旅行よりも「ちょっとしたお出かけ」向き

こちらは「日頃からある程度留守番に慣れていて、人見知りでない犬」におすすめです。
基本的に時間制ですから、低コストで抑えやすいです(1時間で3000円くらい)。
ただ、ペットシッターは業者によって「料金設定」「サービス内容」などがかなり違いますので、前もってしっかりチェックしておく必要があります。
そして、「旅行」よりも「ちょっとしたお出かけ」などで預ける場合に向いていると思います。

犬を預けるときになにを伝えておくべき?|旅行前にしっかり済ませましょう!

犬を預けるときになにを伝えておくべき?|旅行前にしっかり済ませましょう! 続いて、「実際に犬を預けるときになにを伝えておくべきか」について解説します。 旅行に出発してから心配になることのないよう、しっかり伝達しておきましょう。

よく行く動物病院の連絡先|持病の情報

特に投薬をしていたり、持病があったりする犬の場合は必ず「かかりつけの動物病院の連絡先」を伝えておきましょう。 また、持病の詳細を知らせておくべきです。

ドックフードの与え方

「いつもこんなふうにドッグフードを与えている」という習慣があればそれも伝えましょう。
言語化するのが難しいかもしれませんが、犬にとって非常に大事なことですので、冷静に普段のエサの与え方を振り返ってみてください。

散歩のクセ

ドッグフードのことと同じですが「散歩のクセ」も伝えておきましょう。
特に「これがあると噛みたがります」「これがあると怖がります」などの情報が重要です。

犬の性格

これも言語化が困難かもしれませんが、例えば「おとなしい犬です」などと伝えておくだけでも、(特に親戚・友達などの一般人に預ける場合は)変わってくるかもしれません。

預けるときに「犬との劇的な別れ」をするのはNG!|旅行前の注意点

預けるときに「犬との劇的な別れ」をするのはNG!|旅行前の注意点 例えば、友達の家などに犬を預けに行って、「さあ旅行に出発!」となると、
ついついワンちゃんに「すぐ帰ってくるからね!元気でね!」などと声をかけたくなるかもしれませんが、それはNGです。
なぜなら「普段と違う態度」を見せると、 犬が「何か大変なことが起こっているのかも……」と思って不安になる可能性があるからです。
むしろ、軽く犬のほうを見て無表情で別れるくらいのほうが良いと言えます。 まあ、とにかく「自然な別れ」をするのが大事です。

まとめ

まとめ お出かけ・旅行前などに犬を預けるときの選択肢や、それぞれの預け先に関する注意点を紹介しました。
「1泊2日くらいなら大丈夫かも」とは言いましたが、飼い主さんのほうが旅行先で心配になってしまうでしょうから、
基本的には「犬も連れていく」か「どこか信頼できるところに預ける」ことをおすすめします。

 

 

ローデシアン・リッジバックに魅了され 一緒に過ごした22年富樫春生インタビュー
東京の世田谷区と文京区で愛犬と一緒に受講するドッグトレーニングから、犬のしつけのプロトレーナーによる育犬ノイローゼのご相談に応じます。犬しつけ教室年中無休
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