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【ドッグトレーナー監修】犬連れ旅行の注意点|車移動・持ち物のお話

2021年5月31日

「犬との旅行」に憧れている飼い主さんは多いと思います。
そこでここでは、「犬を車に乗せて移動するときの注意点」や「旅行での持ち物」などに関してお伝えしていきます。
「自家用車への乗せ方」によっては大事故が起きるかもしれませんし、忘れると非常に困る持ち物もあるので気を付けてくださいね。

犬との車旅行での注意点|休憩を軸にしたスケジュールを!

犬との車旅行での注意点|休憩を軸にしたスケジュールを!

ゆとりのあるスケジュールにしましょう

犬と一緒に旅行をするわけですから、かなり余裕のあるスケジュールにすることをおすすめします。
どんなハプニングがあるのか分かりませんしね。

また、状況によって「行く観光スポットをいくつかスキップする」など、飼い主さんは臨機応変に行動しましょう。
正直なところ「愛犬と一緒に○○という観光スポットに行く」ことよりも、「ワンちゃんと一緒に旅行をすること」そのものが楽しいのではないでしょうか?

愛犬の食事は出発の2時間くらい前に終わらせておく

ワンちゃんの食事が直前になってしまうと、犬が車酔いしやすくなるので注意が必要です。
遅くても「出発の2時間前」には食事を終わらせておくことをおすすめします。

トイレも済ませておきたいけれど……神経質にならないよう注意しましょう!

旅行の出発前にトイレもさせておきたいところですよね。 ですが、こちらは「食事を与えるタイミング」とは違ってコントロールしにくい事ですので、飼い主さんはあまり神経質ならないように注意しましょう。
「早くトイレしてよ~!!」という感じで飼い主さんがイライラしてしまうと、 ワンちゃんにそれが伝わって、出るものも出なくなる恐れがあります。

ワンちゃんのためにも30~60分ごとに休憩しましょう

「人間だけの旅行」であればそこまで頻繁に休憩しなくていいかもしれませんが、 「犬連れ旅行」ですから、できれば30分ごと、長くても60分ごとにお休みしましょう。
休憩タイムでは、犬に外の空気を吸わせつつ軽くお散歩させたり、トイレをさせたりしましょう。
ちなみにドッグランなどが併設されているサービスエリア・パーキングエリアもありますよ。

愛犬は後ろの座席に乗せましょう|膝に乗せて運転するのは絶対ダメ!

ワンちゃんは「ドライブボックス」や「クレート」に入れた状態で後部座席に乗せましょう。
「狭いと可哀そうだし……」と感じるかもしれませんが、 むしろピッタリサイズのほうが愛犬の身体が揺れにくくなるので、車酔いのリスクを下げることができます。

また、稀に「犬を膝の上に乗せて運転する」という飼い主さんもいますが、これはあまりにも危険すぎるので絶対にやめましょう。
それに、そもそも動物を膝に乗せて運転することは道路交通法に違反しています。

犬との旅行!持ち物に関する注意点は?|用意に時間がかかるものもあります

犬との旅行!持ち物に関する注意点は?|用意に時間がかかるものもあります
続いては「犬との旅行における持ち物」について解説していきます。 中には「用意するのに時間がかかるもの」もあるので注意が必要です。

「ワクチン接種証明書」と「狂犬病予防接種証明書」

これを提示しないと犬を入れてくれない施設がたくさんあります。
そして、「ワクチン接種証明書」も「狂犬病予防接種証明書」もすぐには手に入らない可能性があるので注意しましょう。 飼い主さんは早めに動き出すことをおすすめします。

リード・ハーネス・首輪

「普段のお散歩でも、違和感がない」というのであれば、現在使っているリード・ハーネス・首輪をそのまま旅行に持っていけばいいです。

ただ、「今、実はお散歩がしにくいんだよね……」と感じているのであれば、旅行をする前に買い替えておくことをおすすめします。
その上で数日間「普通のお散歩」をして新しいリード・ハーネス・首輪に慣らしてから、旅行をすると良いでしょう。 ※旅行先でも必ず毎日お散歩をしましょう。運動不足の解消・ストレスケアなどの意味があります。

普段のドッグフード|旅行中でも特別なモノを与えるのは好ましくないので注意!

旅行先ではもちろん「普段とは違う環境」になるので、犬がストレスを感じて食欲が落ちる可能性があります。

それなのに「いつもと違う食べ物」を与えてしまっては、余計に食べなくなりますよね。(観光先の名物をちょっとだけ食べさせる……などもしないほうがいいです)
ですから旅行であっても、基本的に「普段のドッグフード」を食べさせてください。
「旅行の日数+1日分(予備)」を袋で小分けにして持っていくと便利ですよ。

愛犬の常備薬

これを忘れてしまっては大変ですね。 旅行をする前に普段薬をもらっている動物病院に相談して、「旅行先での薬の与え方」などについてアドバイスを受けておくと安心です!

その他、犬の旅行で持っていくべきものは?

あとは以下のようなモノを持参しましょう。 (全て挙げているわけではないので注意してください)
・トイレシート ・排泄物袋 ・ワンちゃんのお気に入りのタオルや毛布 ・水 ・汚れてもいいタオル などなど。

まとめ

まとめ 犬との旅行における「車移動」に関する注意点、それから持ち物に関して気を付けるべきことなどを紹介しました。
特に「ワクチン接種証明書」は非常に大事であり、旅行でなくてもお出かけするときは普段から持ち歩くことをおすすめします。
また、「犬を膝に乗せて運転する」のは絶対にNGなのでやめましょう!

 

 

ローデシアン・リッジバックに魅了され 一緒に過ごした22年富樫春生インタビュー
東京の世田谷区と文京区で愛犬と一緒に受講するドッグトレーニングから、犬のしつけのプロトレーナーによる育犬ノイローゼのご相談に応じます。犬しつけ教室年中無休
保護施設が不要な世界を目指して ハグペットジャパンは、犬や猫などのペットの保護活動を行いながら、保護施設が必要ない世界を目指しています。