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【ドッグトレーナー監修】旅行中に犬のストレスを解消するには?

2021年5月31日
【ドッグトレーナー監修】旅行中に犬のストレスを解消するには?

旅行は人間にとっても犬にとっても楽しいものです。
ですがワンちゃんは、ワクワクすると同時に慣れない環境のせいでストレスも溜めます。
そこでここでは、旅行中に犬のストレスを解消・防止する方法などを紹介していきます。 飼い主さんがしっかり気を配って、旅行を素敵な思い出にしてあげてくださいね。

「解消」が必要になるほどに旅行中にストレスをためる犬もいます

「解消」が必要になるほどに旅行中にストレスをためる犬もいます 犬にとって ・長時間の移動 ・慣れない場所に行くこと ・新しい体験をすること などは全てストレスになり得ます。
人間と同じ感覚で考えるのは厳禁です。 「私は旅行が大好きだから、愛犬にも同じ体験をさせてあげたい」 と考えている飼い主さんもいるかもしれませんが、少し冷静になって、犬のために準備してあげる必要があると言えます。

旅行中に犬が「発散すべきストレス」を感じているサインは?

旅行中に犬が「発散すべきストレス」を感じているサインは? 犬の主な「ストレスサイン」を挙げていきます。 見逃さないようにしましょう。

スムーズにトイレをしない

人間であっても「自分の家以外のトイレはなんとなく使いにくい」と感じている方がいると思いますが、犬にとってもそれは一緒です。
旅行先で犬がスムーズにトイレをしない場合は、 強いストレスを感じていたり、ストレスが溜まっていたりするのかもしれません。

「普段と違う身体の動かし方」からも分かります

・普段よりも腰が引けている ・耳が後ろに傾いている ・後ろ脚に、丸めたしっぽを挟もうとする(実際に挟む) などなど。
いつもは見せないような身体の動かし方をした場合は、 ワンちゃんにストレスが蓄積している可能性があります。

「ちょっとした不自然なしぐさ」も見逃さないようにしましょう

・あくびがいつもより多い ・ヨダレがいつもより多い ・舌なめずりをする ・毛が逆立つ ・身体をかきむしる ・フケが多い なども、犬にストレスが溜まっているサインです。
旅行中ということで飼い主さんもテンションが上がっているでしょうけれど、 犬の様子をこまめに確認するようにしてくださいね。

異変が起きたらすぐに病院へ!

「犬がストレスを感じていること」や体調不良になっていることを長時間見逃してしまうと、嘔吐や下痢などの症状にまで発展する可能性があります。
万が一ワンちゃんに異変が起きたのであれば、旅行中でも即座に動物病院を探して駆け込むようにしてください。
そのためにも「旅行先周辺にある動物病院」の位置を調べておきましょう。 また、場合によっては旅行を中止して自宅に引き返し、 愛犬の体調の回復に努める必要もあるでしょうね。

旅行中の犬のストレス解消方法は?|お散歩は大事です

旅行中の犬のストレス解消方法は?|お散歩は大事です それでは旅行中の犬のストレス解消方法を紹介していきます。 「解消」という表現を使ってはいますが、これから解説していくことを守っていれば、ストレスが蓄積することの「防止」もできますよ。

毎日お散歩しましょう

ワンちゃんにとってお散歩はとても大事なことです。旅行中であってもできる限り毎日お散歩しましょう。

「色々なところを歩き回らせているから、お散歩はいらないのでは?」と感じる場合もあるかもしれません。
ですが、犬からすれば、それはむしろストレスをためる行動になる可能性があります。
ですから、もちろん「コース」は普段と違いますが、 可能な限り「いつものテンション」でお散歩をしましょう。 それがストレス解消につながります。

ただ、慣れない旅行中ですから、ワンちゃんが通常より早く疲れたような様子を見せるかもしれません。
その場合はお散歩を切り上げて宿泊施設などに戻りましょう。

しばらく一人にしてあげる

ワンちゃんは「いつもの違うことばかり」という理由で興奮し続けているかもしれません。
ですが、だんだんと自分の状況を理解・納得するにつれて、テンションが落ち着いていく可能性が高いです。
ですから、「旅行が始まってからずっと構いっぱなしだったな……」という場合は、愛犬をしばらく一人にしてあげましょう。

構ってあげるべき場合もあります

前項の逆ですが、構ってあげたほうが犬のストレス解消になる場合があります。
「旅行が始まってから、あまり気にかけてあげていなかったな…‥…」というのであれば、頭を撫でるなどのスキンシップをしてあげましょう。
ワンちゃんの好きな遊びがあるのであれば、しばらくそれをしてあげるのも良いかもしれません。

結局構ったほうがいいの?構わないほうがいいの?

「一人にしてあげるのと、構ってあげるのとではどちらがいいの?」と感じた飼い主さんもいるかもしれません。

これに関しては「状況次第&犬次第」と言わざるを得ません。ワンちゃんの様子や性格などを見ながら判断しましょう。
ただ、犬もそこまで弱い動物ではありませんから、 「ちょうどいい接し方をしないと!」と飼い主さんが肩肘張る必要はありません。
気楽にワンちゃんと関わりましょう。 そうでないと今度は人間側がストレスを溜めてしまいますよね。

まとめ

まとめ 旅行中に犬のストレスを解消する方法などを紹介しました。
特に大事なのは「毎日のお散歩」ですね。これさえできればストレスの大部分を発散することができるはずです。 その上でワンちゃんの様子を見ながら、接し方を調整していきましょう。 当たり前と言えば当たり前ですが、「常に気にかけることが大事」ということですね。

 

 

ローデシアン・リッジバックに魅了され 一緒に過ごした22年富樫春生インタビュー
東京の世田谷区と文京区で愛犬と一緒に受講するドッグトレーニングから、犬のしつけのプロトレーナーによる育犬ノイローゼのご相談に応じます。犬しつけ教室年中無休
保護施設が不要な世界を目指して ハグペットジャパンは、犬や猫などのペットの保護活動を行いながら、保護施設が必要ない世界を目指しています。