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【ドッグトレーナー監修】犬も旅行を楽しみたい!愛犬のための旅行

2021年6月27日

犬と一緒の旅行は、本当に楽しいですよね。 いつもと違う環境で愛犬と過ごす時間は、お互いの絆も深まり大切な時間を過ごすことができます。 でも人も犬も思い切り楽しむためには、準備が必要です。 せっかくの旅行ですから、人も犬も100%楽しみたいですよね。 そこで、人も犬も楽しむための準備の仕方をご紹介します。  

犬のための旅行の準備

犬が旅行カバンの上に乗っている

犬を車に慣れさせる

犬を連れて旅行に行く手段として最も多いのが、車です。 車に乗り慣れていないと、怖がったり不安に思いストレスを感じてしまうことがあります。 また、犬は車酔いをしてしまうことがあります。 車酔いは慣れさせることで改善することができるので、普段の生活の中で少しずつ慣れさせておきましょう。 普段犬が車に乗ることがない場合には、止まっている車に乗ることから始めて下さい。 動いていない車に乗せて、犬が楽しいと思えることをやってみましょう。 例えば、車の中でおやつをあげたり、犬の好きなおもちゃで遊んでみるのも良いでしょう。 犬に「車に乗ると楽しいことがある」と思わせることが大事です。 犬の様子をみながら、徐々に慣れさせてあげて下さい。  

犬の好きな場所に行く

車に乗ることに慣れてきたら、犬を乗せて車を走らせてみて下さい。 急に遠出をするのではなく、10~20分程度のミニドライブからはじめましょう。 できれば行先はドッグランや犬が走れる公園など、犬が楽しめる場所がベストです。 もし丁度いい場所が無ければ、到着した場所でおやつをあげるのも良い方法です。 慣れてきたら少しずつ時間を延ばして、1時間程度の場所にある犬同伴OKのカフェに行ったり、犬も楽しめる場所を目的地に設定したお出掛けをして下さい。 車に乗ってお出掛けをしたら、犬にとって楽しい場所や楽しいことがあると思わせるようにして下さい。  

犬の車酔い対策

犬の車酔いの予防と対策

犬も人間と同様に車酔いをします。 寝不足や空腹、車内の臭いや排気ガスの影響が原因です。

また、一度車酔いをしてしまうと悪い記憶が残ってしまい、車に対する苦手意識から酔ってしまうこともあります。

車酔いの予防には、まず車に慣れさせることが大切です。

寝不足にならないように前日はなるべく早く寝るようにする、空腹時の乗車は避けるなどの対策をしましょう。

どうしても車が苦手な場合には、動物病院に相談すると犬用の酔い止め薬を処方してくれます。 分量を守って飲ませてください。  

愛犬との旅行の注意点

もやもやしている犬

犬のストレスサイン

飼い主さんは犬との旅行を楽しんでいても、犬はそうではない場合があります。

アウトレットやドッグカフェなど、ペット同伴OKのお店が増えているので、愛犬を連れて一緒にお出掛けできる場所は増えていますが、犬は退屈な思いをしているかもしれません。

そんな時、犬はストレスサインを出しています。 犬は車の中でクンクンと鼻鳴きをしたり、吠えたりしていませんか? 犬は不安や不満がある時、また警戒心が高まってる時に吠えることがあります。

長時間車に乗ることや、知らない場所に対してストレスを感じているのかもしれません。 また、食欲が無くなったり下痢をしてしまう犬もいます。

これも犬からのストレスサインです。 犬からのストレスサインを見逃さないようにしましょう。  

旅行先の犬の寝床

宿泊施設はペット同伴OK の場所でしょうか?

ペットとの宿泊がOKでも、「犬をベッドやソファーに乗せてはいけない」「就寝時はケージやクレートに入れなければならない」などの規約を設けている場合があります。 いつもと違う場所で寝ることに慣れている犬は少ないでしょう。

いつも飼い主さんと同じベッドで寝ている犬が、いつもと違う環境の場所で飼い主さんと一緒に寝られないとなると、寝不足になったりストレスを感じてしまう可能性が高くなります。

旅行が決まったら、自宅以外の場所でお泊りをする練習をすることをお勧めします。 愛犬のお気に入りの毛布やクッションなどがあったら、持って行きましょう。

ベッドで一緒に寝ても良いという宿泊施設もあるので、調べてみるのも良いでしょう。 寝不足になると車酔いの危険性もあります。 犬が安眠できる環境を整えてあげるようにしましょう。  

犬も人も楽しめる工夫

プールの中でにっこり笑っている犬

食べ物に関して犬は普段通り・人は特別

旅行先で美味しい物を食べることは楽しみの1つです。

せっかくだから、犬同伴OKのレストランやカフェに行って愛犬にも美味しいドッグメニューを食べさせてあげたいですよね。

しかし、犬は食べなれていないものを食べるとお腹を壊してしまう可能性があります。

飼い主さんは、特別なごちそうを食べさせてあげたいと思うかもしれませんが、旅先だからこそ普段通りの食事をおすすめします。

食べなれたフードを1食分ずつ小分けにして持って行きましょう。

普段からよくドッグカフェの犬専用メニューを食べているのでしたら、全く問題ありません。

また、旅行の数日前から飼い主さんの手作りご飯などを食べさせて、慣れさせておくのも良い方法です。

飼い主さんは、現地の美味しい食べ物を堪能しましょう。  

犬が楽しめる場所が先、人が楽しめる場所は後

まず最初に、犬が楽しめる場所へ連れて行ってあげましょう。

ドッグランなど愛犬が好きな場所に連れて行って、思い切り遊ばせてあげて下さい。 十分楽しんだら犬には少し休憩をしていてもらいましょう。 車中やクレートの中で、1~2時間程度静かにお留守番をしてもらいます。

次は飼い主さんが楽しむ番です。 観光施設を回ったり、温泉に入るなど犬が行けない場所に行くことができます。

ペット同伴のカフェでティータイムを楽しむのであれば、犬も一緒に連れて行けます。 飼い主さんが美味しいお茶やスイーツを楽しむ間、犬は大人しくしていてくれるでしょう。  

まとめ

  犬と一緒に旅行を楽しむための準備の仕方をご紹介しました。

犬だけ、人だけが楽しむのではなく一緒に楽しむためには、準備が必要です。

事前に調査し準備をすることで、旅行を何倍も楽しむことができます。 是非、愛犬と一緒に旅行を楽しんで下さい。

 

 

ローデシアン・リッジバックに魅了され 一緒に過ごした22年富樫春生インタビュー
東京の世田谷区と文京区で愛犬と一緒に受講するドッグトレーニングから、犬のしつけのプロトレーナーによる育犬ノイローゼのご相談に応じます。犬しつけ教室年中無休
保護施設が不要な世界を目指して ハグペットジャパンは、犬や猫などのペットの保護活動を行いながら、保護施設が必要ない世界を目指しています。