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【ドッグトレーナーが監修】暑さ対策をして犬のQOLを上げましょう!

2021年5月31日
【ドッグトレーナーが監修】暑さ対策をして犬のQOLを上げましょう!

「散歩のやり方」をはじめとする、犬の暑さ対策方法を紹介していきます。
飼い主の皆さんには「ただ単に夏を乗り越えるための暑さ対策」に留まらず、「ワンちゃんにより良い毎日を送ってもらうための暑さ対策」をしてほしいと思います。
飼い主さんとしても、そのほうが愛犬と過ごす日々が楽しくなるはずですよ。

暑さ対策には犬の「QOL」を高める意味もあります

暑さ対策には犬の「QOL」を高める意味もあります
こんなことを言っていいのか分かりませんが、 「暑さ対策」をそれほどしなくても夏を乗り越えられる犬も多いと思います。

しかし、だからといって暑さ対策で手を抜くとワンちゃんの「QOL(人生の質)」が下がることになりますよね。
もちろん飼い主さんが神経をすり減らすほどに気を遣う必要はありませんが、 犬を飼う以上はできる限りの暑さ対策をしてほしいと思います。
そして、犬により「良い毎日」を送らせてあげましょう。

犬の主な暑さ対策|犬にここまでするなんて……という発想を捨てる!

犬の主な暑さ対策|犬にここまでするなんて……という発想を捨てる!
それでは具体的に「犬の暑さ対策方法」を紹介していきますね。
日本にも 「犬に対してここまでするなんて」 「あまり手をかけないほうがかえって犬は元気でいられるのでは?(という人間側の言い訳)」 などの風潮は残っていると思いますが、その発想はとりあえず捨てましょう!

痒み・アレルギー対策をしましょう

特に夏や梅雨時などの温度・湿度が高くなる時期は、ワンちゃんに痒みやアレルギーなどの症状が出やすくなります。
そのままニオイが酷くなったり化膿したりする可能性もあるので、すぐに動物病院に行くことをおすすめします。
・耳をぶるぶる振る ・身体をやたらと舐める ・身体をどこかにこすりつける など普段はしないような行動を見せる場合は、痒みで苦しんでいるのかもしれません。

ワンちゃんを毎日ブラッシングをする

夏に限りませんが、できる限り身体のブラッシングをしてあげてください。
汚れを取らないとそこから雑菌が繁殖するなどして、痒みを引き起こす可能性があるからです。

「まだ犬を飼ったことがなくて、これから飼う。でも毎日ブラッシングをする自信がない」という方は、「スムースヘア(肌がツルツルした)犬種を飼う」ということも検討してくださいね。
こういった「○○という暑さ対策を続けられるか分からないので、最初からその必要がない犬種を選ぶ」というのも大事なことです。

愛犬のサマーカットは専門家と相談して納得できてから!

夏場などに毛を短めに刈ることを「サマーカット」と言います。
これも暑さ対策の一つではあるのですが、サマーカットには「肌が太陽の光を受けやすくなる」などもデメリットもありますから、行うかどうかは慎重に決めなくてはなりません。
そしてまずは「トリマー」ではなく、「動物病院」で相談することをおすすめします。
トリマーだとどうしても「商売」という視点が入りがちですが(もちろんそうでないトリマーも多いですが)、「動物病院」であればフェアに判断してくれますからね。

相談した上で少しでも不安が残るのであれば、サマーカットはしないでおきましょう。
どうしても行わなければならないわけではありませんし、他にも暑さ対策方法はたくさんありますしね。

ちゃんとエアコンを使いましょう!

「エアコンなんて愛犬の身体に悪そう」と感じるかもしれませんがそれは偏見です。
もちろん冷やしすぎは良くありませんが、適切に使えば暑さ対策として非常に役立ちます。

「犬のための温度設定」としては25~27度くらいがおすすめですね。
「エアコンだけを使う」のであればもう少し温度を下げるべきです。

しかし、他にも「保冷マットの使用」「スノコの使用(通気性の確保)」などと組み合わせるのが愛犬の暑さ対策のセオリーですから、エアコンの温度設定をそこまで落とす必要はありません。(と言いますか、『エアコンだけに頼るべきではない』わけですね)

夏場のお散歩で気を付けるべきことは?|犬の暑さ対策

夏場のお散歩で気を付けるべきことは?|犬の暑さ対策

夏でも毎日ワンちゃんをお散歩に連れていきましょう

・運動不足の防止 ・ストレス発散 ・脳に刺激を与える(景色を見る、家の中にはないニオイを嗅ぐなど) なども意味がありますから、夏場でも基本的に毎日お散歩をしてあげましょう。
ただし、暑い時期だからこそ気を付けなくてはならないこともあります。

比較的温度が低いとき(朝・夕方など)にお散歩をする

あえて暑い時間帯にお散歩をする必要はありません。
朝や夕方など、比較的温度が低いときにお散歩をすることをおすすめします。
これは飼い主さんのためでもありますね。 例えば「8月の太陽がギラギラしている日中に毎日お散歩をする」なんてゾッとしますよね……?

できるだけアスファルトを避ける

アスファルトは熱いので可能な限り避けましょう。
また、「犬用靴」を履かせてお散歩をすることをおすすめします。

飲み水を必ず持っていきましょう!

お散歩などで外出をするときは、絶対に飲み水を持っていきましょう! そしてこまめにワンちゃんに飲ませてあげてくださいね。

まとめ

まとめ
「やっぱり犬は犬だし……」という発想は捨てて、ワンちゃんのためにしっかり暑さ対策をしましょう!
意外と見落としがちなのが「こまめなブラッシング」でしょうか。
それが無理そうなのであれば「スムースヘアの犬種」を飼いましょう。
今回紹介した対策をできる限り取り入れて、ワンちゃんと一緒に夏を楽しんでくださいね。

 

 

ローデシアン・リッジバックに魅了され 一緒に過ごした22年富樫春生インタビュー
東京の世田谷区と文京区で愛犬と一緒に受講するドッグトレーニングから、犬のしつけのプロトレーナーによる育犬ノイローゼのご相談に応じます。犬しつけ教室年中無休
保護施設が不要な世界を目指して ハグペットジャパンは、犬や猫などのペットの保護活動を行いながら、保護施設が必要ない世界を目指しています。