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【ドッグトレーナー監修】初めてのドッグラン!犬の喧嘩を防ぐには?

2021年5月31日
【ドッグトレーナー監修】初めてのドッグラン!犬の喧嘩を防ぐには?

ドッグランはとても楽しいものです。 「うちの犬も連れていこうかな」と考えている人は多いと思います。 ですが、「犬同士の喧嘩を防ぐ方法」と「喧嘩した時の対処の仕方」を知ってから訪れないと大変なことになってしまう可能性があります。 ドッグランを安全に楽しむためにも、ぜひ最後までお読みください。

犬との初めてのドッグラン|喧嘩を防ぐために各所で気を付けるべきこと

犬との初めてのドッグラン|喧嘩を防ぐために各所で気を付けるべきこと 犬同士の喧嘩などのトラブルを防止するためには、どうすればいいのでしょうか。 各所で注意すべきことを紹介していきます。

出入口:リードをつけたままにする

多くのドッグランの出入口が二重ドアになっています。
出る場合は「引いて出る」、入る場合は「押して入る」という構造になっているところが大半です。
出入りするときは絶対に犬にリードを装着したままにしておきましょう。

ワンちゃんはいつもと違う場所に来て興奮しているはずですから(初めての場合は特に)、リードを外すと暴れてしまう可能性があります。
そして、そのまま他の犬と喧嘩してもおかしくありません。
犬が落ち着くまで、しばらくはリードを付けたままにして、飼い主さんがコントロールする必要があります。

また、他の犬が外に出ないように細心の注意を払いつつ出入りしましょう。

ドッグランの使用スペースを守りましょう

多くのドッグランで「大型犬用スペース」「小型犬用スペース」などと区分しています。
ルール通りのスペースに入るようにしてください。
大型犬が小型犬用スペースに入るのは当然危険ですが、その反対ももちろん危ないです。
違うスペースに足を踏み入れる時点でNGですが、その上で「大型犬と小型犬が喧嘩をする」ような事態になれば非常に大変です。

大げさでなく、小型犬が命を落としてしまう可能性もあります。

飼い主さんは常に犬を見守りましょう

出入口からしっかり離れてから犬を放しましょう。
出入口では人・犬が行き来しますから、犬のテンションが上がりやすいです。
周りの犬との距離をチェックして、安全であることが確信できてからワンちゃんを放してください。

そのあとも常に犬の様子を見守ってください。そして犬同士の喧嘩などのトラブルが起きないようにしましょう。
ドッグランに行くと他のかわいいワンちゃんにも目がいきがちですし、 飼い主さん同士で話が弾んでしまうこともあるので、気を付けてくださいね。

犬同士の喧嘩などのトラブルが発生した場合は?|初めてのドッグラン

犬同士の喧嘩などのトラブルが発生した場合は?|初めてのドッグラン いくら気を付けていたとしても、犬同士の喧嘩が絶対に起きないとは言い切れません。 万が一の際に適切な行動を取るのも飼い主さんの役目です。 ここからは「トラブル時の対処方法」を紹介していきます。

犬同士を引き離すのが第一です

犬同士の喧嘩などのトラブルが発生した場合は、すぐに飼い主さんが犬たちを引き離してください。
小型犬に関しては、可能な限り高いポジションに抱き上げてください。

また、もう片方の犬が飛びついてきて噛まれる恐れがあるので気を付けましょう。
中型犬・大型犬についても、それぞれの飼い主さんが犬を抱きかかえて引き離しましょう。
とにかく二頭(もしくはそれ以上)に距離を取らせることが大事ですから、犬を多少荒々しく扱ってしまっても構いません。
また、飼い主さんが大騒ぎしてしまうと、犬たちがさらに興奮する恐れがあるので、できるだけ冷静に対処してください。

初めてドッグランに行く飼い主さんは「喧嘩時の対応」を想像しておく

しかし、特に初めてドッグランに行く飼い主さんの場合は、 犬同士が喧嘩をし始めても、アタフタしてしまったり呆然としてしまったりして、すぐに対応できない可能性があります。
それでもすぐに引き離さないと、別の犬も喧嘩に加わってしまって大惨事になる恐れがあります。

「初めてだから仕方ない」は通用しません! 心配な方は、 ・ユーチューブなど犬が喧嘩する動画を観て、引き離しに入る自分を想像する ・ネットでドッグランで喧嘩を解決した体験談などを呼んで、自分もイメージしてみる など、できる限り事前にシミュレーションしておきましょう。

万が一喧嘩した場合は相手の飼い主さんに謝罪する

ドッグランでご自身のワンちゃんが他の犬と喧嘩してしまった場合は、先述の方法で解決してから、相手の飼い主さんに謝罪しましょう。
それがマナーです。 万が一相手の犬にケガをさせたり、させられてしまったりした場合は、きちんと話し合ってお互いにそれ相応の対応をしましょう。

犬の喧嘩を防ぐためにも玩具を持ち込まないのが無難|初めてのドッグラン

犬の喧嘩を防ぐためにも玩具を持ち込まないのが無難|初めてのドッグラン 玩具を持っていくことができるドッグランも少なくありません。 ですが、他の犬に取られそうになってトラブルに発展する可能性がありますから、「玩具OK」のところであっても持参しないことをおすすめします。 また、「他の犬の玩具を取りそうになったらどうしよう……」と不安に感じる飼い主さんは、そもそも「玩具NG」のドッグランに行くことをおすすめします。

まとめ

まとめ ドッグランにおける犬同士の喧嘩を防ぐための注意点を紹介しました。

脅かすような内容になってしまいましたが、今回解説した通りに犬をコントロールすればトラブルが起きることはまずありません。 ですが、それでも物事に「絶対」はないので、初めての飼い主さんは特に気を付けてくださいね。その上で楽しみましょう!

 

 

ローデシアン・リッジバックに魅了され 一緒に過ごした22年富樫春生インタビュー
東京の世田谷区と文京区で愛犬と一緒に受講するドッグトレーニングから、犬のしつけのプロトレーナーによる育犬ノイローゼのご相談に応じます。犬しつけ教室年中無休
保護施設が不要な世界を目指して ハグペットジャパンは、犬や猫などのペットの保護活動を行いながら、保護施設が必要ない世界を目指しています。